先日、ESソロの大会を見に来てくださった出産後ママになった生徒さんが、熱かった大会に再びエレクトーン熱を燃やして復活されました。

私も家庭に入って、子育てにどっぷり浸かって生きてきたのですが、それまで自分が作ってきた社会的な地位というか、仕事でのポジションも失い、エレクトーンもあきらめ、毎日がお掃除おばさんと子育てになったわけです。

へんなプライドや、一人暮らしが長くてつっぱっていた自分が全く別の世界で生きることになって、赤ちゃんは泣いてばかりで、なんだかやりきれなくなちゃってストレスがすごかった時期がありました。

意味があるはずの子育てなんですが、今まで勉強したことも、言葉も立場も通じない赤ちゃんと日々格闘するわけです。自分が何者で何ができて、こんなすごいところもあるんだよーなんて言ったって関係ないのです。

核家族の今、本当に子育ては大変だと思います。

奥さんに趣味を続けさせてくれるってとっても良いことだと思います。

きっと子育てのストレスも発散できてよい影響があると思います。

生徒さんの旦那さんは、イクメンの半日くらいを過ごしてくれて、ママは趣味に浸かることができるなんて、私からもパパにありがとうと言いたいです。

 

そんな生徒さんは、今度私の作曲したエストレージャに挑戦してくれることになりました。

弾いた感想は、足がつりそう！！（笑）

そう、16分音符で足で演奏し続けているので、弾き終わったらすぐ屈伸しないと乳酸がたまって大変です。

でも自分の曲を誰かが演奏してくれるのは初めての経験なので、とっても楽しみです。