サウンドカーニバル

サウンドカーニバルが終わりました。

白鳥エレクトーン教室からは3人の生徒さんが、自由編曲部門に3人出場しました。

毎年出場しているみんなを見ていると、演奏が本当に良くなっているな。と感じました。毎年毎年の、成長を確認する場でもあって嬉しく見ていました。

去年まで、小さかったのに、3人とも私を抜かして、司会のY先生と並んでも変わらない背丈になっていました。

今年は、私の大会曲に時間がかかってしまって、楽譜もアドバイスをして、後はお家で書いてきてー。とお任せすることが多く、どんな小さなフレーズでも、生徒さんに浮かんだものは取り入れてみました。

本当にどの生徒さんも個性が出ていて、私が一人の時間に考えるよりも、生徒さんがそばにいて、レジストを考えると、生徒さんが思っていたレジストがぱっと頭に浮かぶという、私は潮来(いたこ)か?と思うような感覚で、音をつくっていったので、生徒さんも自分でやった自信につながって、皆に聴いてもらいたいという気持ちになったのだと思います。

 

せんせいを頼り過ぎた子、自分でエンジンがかかってこない子が、今回出場を見合わせてしまい、日の目を見ないで終わってしまった曲もありました。

がんばって時間見つけてアレンジしていたので、私も悲しい・・・

でも、生徒さんが自分のやる気にかかっているんだな。という事をわかってもらえたなら、良いのかな。

 

グレードでも、そうですが、いつか自分が一人でやらなくっちゃならない場面が出てくると思います。エレクトーンの先生が、やる気のない生徒さんのお尻をたたいて弾かせるお仕事だと思っている人がいたら、考え直してほしいな~。教室で練習する時間ばかりで、先のアドバイスができる時間がとれなくて、先生も不完全燃焼のままで残念な気持ちなのです。(注意とアドバイスは違うからね。)

 

練習してきた、もっと新しい事を学びたいという生徒さんに、自分の今まで得てきた事をアドバイスしてもっと力をつけてあげるお仕事だと思っていただければ、とっても理想的で、先生も嬉しいな~。

 

そんな訳で、頑張った子もがんばれなかった子も、いろんな思いをしてしまったと思います。頑張れなかった子は、本人が一番悲しかっただろうと思います。・・・でも全部バネにしてプラスにしていってほしいな。と思います。

 

今日は緊張しながらも、全力をだしてくれた生徒さんの姿を見る事ができて、幸せでした。

また来年も、生徒さんとがんばりたいで~す。ありがとうございました。