STBセミナー

今日のSTBセミナーは渡辺睦樹先生のクラッシック曲の演奏と福井健太先生のサクソフォーン学習でした。

渡辺先生の演奏は、表現力もすばらしかったです。今回私は音作りに重点を置いて聴いてみました。

ピアノは現代のような音になるまで歌のような旋律を奏でられる楽器ではなかった事。メンデルスゾーンの時代にピアノの音が現代のようになり、たくさんの作品が誕生した事など、楽器の歴史は奥深いなと思いました。

クラッシックの音はパートがはっきりして無駄がなく、フルートが響きわたってストリングスになるなど、ごちゃごちゃしていないので潔い感じがしました。

リズムがないので、足で音色を変えているのに、とても自然ですばらしかったです。

ついつい不安になっていろいろ混ぜたくなってしまう私は、無駄をそぎ落とすという事をしていかなくては・・・。

クラッシックは楽器においても、人物においても歴史的な背景を知って聴くと、日本史や世界史と同じくらい面白いものだと、Jetに入ってからつくづく思います。

 

福井健太先生は、笑いのツボが会う気がしましたが・・・このお笑いセンスも尊敬。

アレンジするのには、エレクトーン以外の楽器も知らなくちゃいけないのに、本当に見る機会が少ない私には、ありがたいお話でした。

サクソフォンが音の高さで5種類以上あって、吹き口だけでも4種類以上もあるなんて、全く初耳でした。

サックスが木管楽器ってところで、何故金属なのに・・・と思った地点で訳がわかんなくなって苦手意識が出てしまいそうな楽器の分類ですが、吹き口に木が使われているから木管だという事がわかって、すっきり♡

Jazzが出来るまでは、クラッシックに使われる事もあったとは・・・

 

普段エレクトーンの中に沢山の音が入っていて楽器の一つ一つについて追及したお話を聴く機会なんてめったに持てないので、こういう機会が他にもあれば嬉しいです。

 

楽器の構成、個性、特性・・・・まだまだ勉強することはたーくさんあります。

 

昔、会社で働いていたころ、社長がN響を良く見に行っていらっしゃって、若い社員も連れて行ってくれました。

 

あの頃の私は、今こんなになっているとは思いもせず、ただ 森林浴のようにぼーっと聴いていていました・・・なんておバカだったんだろう・・・悔やまれる今日このごろです。

 

福井健太先生の作品をこれからもマークして行こうと思います。